ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!」 キョン「驚愕、だな」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/12/31(日) 15:00:13.41 ID:SxlXCMTP0
β
ブォオオオォオオオオン
佐々木「そう言えば、『彼女』はどうなったのかな?」
橘「へー、すごいですね息子さ、えっ!? あ、『彼女』のことですか……それは」
藤原「……見失ったか」
橘「はい……すみません……そうみたいです」
佐々木「いや、いいんだ。橘さんが謝ることじゃない」
佐々木「それに、『彼女』相手では当然の結果とも言える」
藤原「いいのか? 放っておいて」
佐々木「いいともさ。むしろ好都合だよ」
佐々木「『彼女』に僕たちが放っておかれているこの状況がね」
藤原「……今のこちらの戦力では太刀打ちできないということか?」
佐々木「断言はできないけど、充分『彼女』1人に計画を妨害される可能性はあるよ」
佐々木「僕は見ての通りだし、頼みの綱の九曜さんはいつ戻ってくるか分からない」
佐々木「僕たちが優位に立っているように見えて、実は結構運任せなのかもしれないね」
橘「け、結構どころか……ホントに『彼女』の気分次第なんじゃ……」
佐々木「くつくつ、なんてね。まぁ大丈夫だろうさ」
佐々木「気分次第と言うなら『彼女』が僕たちに何かをしようという気になるはずがないからね」
橘「えっ? そ、それはどうして……?」
藤原「……」
佐々木「……待っているんだよ。『彼』が帰ってくるのを」
橘「彼って……」
佐々木「誰よりも信じているのさ。『彼女』は」
佐々木「必ず、キョンがまたこの世界に回帰することを」
佐々木「そしてそれまでは、単独では行動しないはずだよ。きっとね」
佐々木「なぜならそれが……彼女の持つ役割だからね―――」
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