発明家「わざわざ未来から宿題を届けに来てやったぞ」
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15: ◆zJYORZSm4M[saga]
2017/12/26(火) 21:30:01.62 ID:YdPPxxhF0

***

12月26日

山田「ほら、ここは三角関数を使うんだ」

夕子「ううう……サインコサインって何なんだよぉ……。覚えてねえよぉ……」シクシク

山田「泣くな、それでも金玉ついてんのか」

夕子「ついてねえよ! あ、電話……。りつこからだ」ピルルルルルル

山田「無視しろ、無視」

夕子「できるか! ……もしもし?」ピッ

りつこ「あ、夕子か? 今暇やろ? お父んがスキーに連れてってくれる言うとんのやけど、夕子も一緒に来んか? はるかも来るで」

夕子「スキー?! 行きたい行きたい!」

山田「無理だ。行けると思うか? この宿題の量で」

夕子「あ……。ごめん……やっぱ宿題で手一杯で……」

りつこ「宿題? あんなもん、帰ってからでもええやろ」

夕子「え? でもこんなにいっぱいあるのに……」

山田「騙されるな。木下はあまりの量にギブアップしたのだ。それで少しでも道連れを作ろうとしているに違いない。あいつは宿題をしなくてもテストで平均を超えていたが、お前の場合はそうはいかんぞ」ヒソヒソ

夕子「……。ホントごめん。行けないや……」

りつこ「そうか……。よう分からんけど、ほんならまた今度な」ピッ

夕子「……。ううう……」シクシク


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