女の子「僕はサンタクロースを信じている!」〜建設的なサンタクロース存在論〜
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10: ◆2oYpLZIXqc[saga]
2017/12/25(月) 00:29:36.23 ID:7P1BiQGz0
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クリスマス当日 女の子の家

わたしの枕元には、綺麗なリボンの巻かれたクリスマスプレゼントがあった。

ベットから飛び起きて、プレゼント箱を抱えて母のいる台所へ走った。

女の子「お母さん! サンタさんが来てくれた!」

母「あら良かったわね。でも朝は、まず最初におはようでしょ」

女の子「おはよう。お母さん」

母「はい。おはようございます」

母「あら、プレゼントまだ明けてないの? いつも朝一番に開けてたのに?」

女の子「う、うん。お母さんと一緒に開けたくて」

母「そう。ちょっと待ってそっちに行くから」

お母さんが台所から料理を中断して、こちらにくる。

そして二人でプレゼント箱のリボンを丁寧にほどいていく。

女の子「……お母さん」

母「な〜に?」

女の子「ありがとう」

母「?」

母「リボンをほどいてるだけなのにどうしたの?」

女の子「なんとなく言いたくなったの」

母「???」

お母さんは私の「ありがとう」の意味をよくわかってないみたいだった。

そしてわたしもなんで「ありがとう」って言いたくなったのか良く分からなかった。

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