白菊ほたる「私にも優しいプロデューサーさん」
1- 20
30: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 23:06:13.75 ID:3B1YHSO30

「そんな……スカウトですか?私はもうアイドルにはなれません!私は疫病神なんです。関わったら、あなたも、あなたのプロダクションも不幸になるかもしれないんですよ」


―――――――――潰れたプロダクション、例のあの『疫病神』が所属していたらしいじゃないか
以下略 AAS



31: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 23:09:05.97 ID:3B1YHSO30

俺は、恵まれている。



以下略 AAS



32: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 23:12:04.24 ID:3B1YHSO30
「幸せになりたくない?」


「幸せに……。アイドルの、私に……」

以下略 AAS



33: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 23:14:17.34 ID:3B1YHSO30

彼女の経歴に同情したから?

彼女の容姿が優れていて、可能性を感じたから?

以下略 AAS



34: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 23:15:53.27 ID:3B1YHSO30
自分がプロデューサーになりたての頃には、よくそういう理由にならない理由で動いたような覚えがある。

そして痛い目に遭い、自制心を覚え、無くなっていった感覚だ。

これがどういう結果に転がるかはわからない。
以下略 AAS



35: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 23:18:15.52 ID:3B1YHSO30
「何を考えているんだ君は!」


待っていたのは部長の叱責だった。

以下略 AAS



36: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 23:21:06.20 ID:3B1YHSO30
「……部長、お言葉ですが、今回のトラブルの原因は彼女ではありません。撮影を急遽キャンセルしたのは別のアイドルで」

「そんな事はどうでもいい!結果的に彼女は解雇されてるじゃないか!それとも何か!?君はウチを潰したいのか!!」


以下略 AAS



37: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 23:23:38.56 ID:3B1YHSO30
結果。
結果か。


「なら、彼女と一緒に結果を出します。ダメだったら、責任は自分が取ります」
以下略 AAS



38: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 23:25:34.57 ID:3B1YHSO30
「構いません。ありがとうございます」
頭を下げる。

「……全く、馬鹿な男だ。せっかく私が目を掛けてやっていたのに」

以下略 AAS



39: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 23:28:25.61 ID:3B1YHSO30

所属が決まった事をほたるに伝えるため廊下を歩いていると、一人のアイドルとすれ違った。



以下略 AAS



40: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/24(日) 23:31:39.66 ID:3B1YHSO30

「えっ、本当……ですか?そんな、まだ私を受け入れてもらえる事務所があったなんて……」


所属が決まった事を伝えると、ほたるはそんな事を言ってまた涙を流している。
以下略 AAS



117Res/56.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice