30:名無しNIPPER[saga]
2017/12/24(日) 02:50:15.73 ID:IXrGOWADO
生憎放っておける夕美ちゃんではないのだ。
「幸福の木……?」
事務所に来てしばらくして、私はほたるちゃんにひとつの観葉植物の植木鉢を渡した。
私に出来るコミュニケーション、その最効率はやっぱり、植物だ。
「そっ! 置ききれなくちゃって。ほたるちゃん、育ててみない?」
植木鉢を押し付けながら、ちょっと嘘をつく。置ききれないくらいはない。スペースを考えるのもガーデニングだよ。
それと、少しほたるちゃんを観察してわかったんだけど、きっとこの子はこのくらい強引でないと、逃げる。
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