33:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 04:12:56.94 ID:4wQKMDfm0
――――
泰葉「……」
34:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 04:18:46.22 ID:4wQKMDfm0
○女子寮
真奈美「もう一度あの靴を履くつもりか？」
泰葉「はい。舞踏会にいる皆に会わないと」
35:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 04:23:10.68 ID:4wQKMDfm0
――――――――
――――
36:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 04:29:19.31 ID:4wQKMDfm0
Ｐ？『用事、とは？ なんでもどうぞ』
泰葉『貴方は、魔法使いですか？ 王子様ですか？』
Ｐ？『……なんだ、それだけかい？』
37:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 04:35:12.70 ID:4wQKMDfm0
泰葉『幸せへの道筋は自分で考えるものだと思っていますから』
Ｐ？『……！』
38:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 04:41:57.61 ID:4wQKMDfm0
泰葉『皆、本当は分かってるはずなんです……こんなもの、全部まやかしだって』
泰葉『華やかなだけが全てじゃない。自分の求めるものの為に、必死の形相で足掻いてて、でもそんな時が一番楽しくて』
39:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 04:52:21.40 ID:4wQKMDfm0
泰葉『シンデレラのお話は知っています。それと、役に入り込むのは得意なつもりなんです』
泰葉『だから……貴方が誰か、思い切って当ててみましょうか？』
Ｐ？『……よせ』
40:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 04:57:42.49 ID:4wQKMDfm0
――――――
泰葉「ん……」ﾊﾟﾁﾘ
41:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 05:00:18.56 ID:4wQKMDfm0
泰葉「芳乃さんたちを呼べますか？ 今ならきっと……祓えると思います」
真奈美「分かった！ こんな時間だが……まあ仕方ない！」
泰葉「見送ってあげないと……最後まで……」
42:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 05:05:29.65 ID:4wQKMDfm0
○二ヶ月後
――――――――
43:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 05:11:55.15 ID:4wQKMDfm0
周子「お疲れー。随分盛り上がってたね」
桃華「わたくしの方も負けてはいませんわ！」
周子「正直こういうのガラじゃないんだけどね。ま、たまにはいっか」
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