1:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 00:55:22.39 ID:4wQKMDfm0
むかしむかし、あるところにシンデレラというたいそう美しい娘がおりました
しかしそんな美しさをねたまれ、いじわるな継母と義理の姉にいじめられる日々
そんなある日、王子様によりお城で舞踏会がひらかれることになりました
舞踏会っていうのはね……うーん、ダンスパーティーのこと。
しかしシンデレラはもちろん連れて行ってもらえるはずもなく、家で一人、さびしく泣いていました
すると、心優しいまほうつかいさんがやってきてシンデレラに魔法をかけ、すてきなドレスとカボチャの馬車、それにガラスのくつを用意してくれたのです
よろこぶシンデレラにまほうつかいは一つだけ注意しました
12時になったら魔法がとけてしまうから、それまでにはかならず帰ること
シンデレラはうなずき、きっと約束を守りますとちかって、おおよろこびで舞踏会へ出かけました
舞踏会へついたシンデレラはたちまち注目の的。すぐに王子様にさそわれて楽しい時間をすごしました
きがつくともう12時です。約束を思い出したシンデレラは王子様が止めるのもかまわず、おおいそぎぎでお城を飛び出します
のこされたのは、脱げてしまった片方だけのガラスのくつ
王子様はすぐにおふれを出し、ガラスのくつの合う女性を探しました
そうしてシンデレラと王子様は再会し、結ばれました
そしていつまでもいつまでも、しあわせにくらしましたとさ……
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2:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 01:08:08.01 ID:4wQKMDfm0
泰葉「――おしまい。どうだった?」
薫「かんぺきー!」
桃華「流石ですわ。これで、読み聞かせ会のお仕事も心配いりませんわね」
3:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 01:13:49.68 ID:4wQKMDfm0
泰葉「Pさん。おはようございます。ふふっ、タイミングばっちりですね」
P「? 何がだ?」
桃華「なんでもありませんわ、乙女のヒミツ。それでPちゃま、何かご用で?」
4:名無しNIPPER
2017/12/24(日) 01:18:24.62 ID:4wQKMDfm0
P「おい、起きろ」
周子「んー……あと四時間……」
P「だまらっしゃい。お前今日マストレさんのレッスンだろ、遅れたら死ぬぞ」
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