発明家「洗脳マシーンを作ったから、ちょっと実験に付き合ってくれ」
1- 20
29: ◆zJYORZSm4M[saga]
2017/12/23(土) 09:38:35.73 ID:IAHretXG0
鮫島「それでどう捜したらいい?! 何かお前の発明品を使うんだろ?!」

山田「その通りだ。先ほど洗脳マシーン『オビディエンス』を修理した。今からお前らは俺に洗脳され、人間の力を遥かに超えた嗅覚でもって呉羽夕子を捜しだすのだ」

不動「きゅ、嗅覚って……。俺たちは犬じゃねえんだぞ……?」

山田「この洗脳マシーンはただ言うことを聞かせるだけではない。対象者の内に眠っている力を洗脳によって呼び起こすことができる」ガシャ

鬼瓦「し、しかしそんなこと……」

山田「俺も半信半疑だった。しかし見ろ! この昨日返された呉羽の英語の小テストを! 期末で12点とってた馬鹿が、今や筆記では満点! 発音はネイティブ! 英語ができると洗脳されてから、一度も英語を勉強していないのにだ!」

鮫島「そんな馬鹿な……」

山田「恐らく今まで耳にしてきた英語や、目に触れた英文を脳が総動員して思い起こしたのだろう。つまり、いつも呉羽とすれ違う度に鼻をクンクンさせていたお前らにも同じことが可能だと言える!」

不動「な、なぜそれを……///」

山田「安心しろ、あいつは馬鹿だから気づいていない。……それよりも、やってくれるなお前ら?」

鬼瓦「当たり前だ!」

呉羽FC「「おう!」」

山田「お前らの嗅覚はどの生き物よりも優れている。遠く離れた呉羽夕子の匂いを追えるほどに」カチッ ピー

呉羽FC「「俺たちの嗅覚はどの生き物よりも優れている! 遠く離れた呉羽夕子の匂いを追えるほどに!」」

山田「どうだ? 何か感じるか?」

鬼瓦「感じる……感じるぞ……!」クンカクンカ

鮫島「匂う! 呉羽さんの髪の匂いや汗の匂い、○○の匂いや△△の匂いだって匂うぞ! ///」クンカクンカ

不動「なんていい香りなんだ……! その香りはまさに至福の一言に尽きる! ///」クンカクンカ

山田「洗脳しておいてこんなこと言うのもあれだが、恐ろしく気持ち悪いなお前ら……。……まぁいい。とりあえずお前らに一台ずつバイクを用意したから、匂いを頼りに呉羽を捜してくれ」

呉羽FC「「おう! ///」」クンカクンカ


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
42Res/56.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice