6:名無しNIPPER[saga]
2017/12/21(木) 20:51:52.64 ID:mBuzVkAP0
「あー、わかります! わかりますわ! わたしにもそういう時期ありましたの!」
「いや、絶対ないですよね」
私はため息を吐く。
「それじゃ、私はもう行きますから」
「悪いことって何するんですの?」
「…………」
なんか着いてきてるし。
「その辺を少し散歩でもしようかと。そのくらいです」
「いやいや、そんなんじゃいけませんわ! やるならもっともっとお悪いことをしないと!」
「そんなこと言われても」
「そうだ! 海を見に行くとかどうですの? なんか青春って感じでいいじゃございませんか!」
「ここからだと結構距離があるじゃないですか」
学園艦は大きいから、船とは言え海までは三キロ近くある。
「わたしが乗せてってあげますの!」
そう言ってローズヒップさんは、停めてあったバイクの座面のぽんと叩いた。
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