57: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2018/01/11(木) 23:31:28.11 ID:GYg+nuUA0
ドラゴン「馬鹿とはなんだ、馬鹿とは」
奴隷「馬鹿だろ、大馬鹿、馬鹿ドラゴン」
姫「ぷぷぷ」
衛兵「姫様、そろそろ戻りませんと」
姫「あ、そうでした! それでは失礼します」
ドラゴン「おお、姫様を巻き込んでしまいこのドラゴン…。返すべき御恩が増えてしまいました」
姫「恩だとか貸しだとか、気にしてませんよ」
ドラゴン「小僧もただの金魚の糞だと思っておったが、その身を盾にするとは見直したぞ」
衛兵「・・・・」
ドラゴン「ん?どうした?」
姫「あの…」
ゴブリン「あいつ女だぞ」
ドラゴン「!!??」
奴隷「いや、どう見ても女にしか見えないだろ」
オーガ「女だ」
コボルト「臭いでわかるぞ?」
ドラゴン「そうなのか?すまぬな、竜族から見れば人間の性別は分かりにくくてな」
衛兵「いや……」
ドラゴン「だから胸のふくらみで判断しておるのだ」
衛兵「なっ!?」
ドラゴン「だからせめて、せめてもう少し姫のように色気があればわかっただろうに…」
衛兵「殺す!我が家名にかけて、貴様に決闘を申し込む!!」
ドラゴン「は〜〜…、そうか、家系からくる遺伝か…」
衛兵「殺す!!」
姫「はいはい、行きますよ〜」ズルズル
衛兵「姫、放してください!これはプライドの問題なんです!」ズルズル
ドラゴン「また遊びに来てくだされ」パタパタ
衛兵「魔王様に頼み、試合の場を用意していただくから楽しみにしてろ!!」
ドラゴン「ほら、勇者も」パタパタ
奴隷「いや、俺は…」
ドラゴン「ほらほら♪」ガシッ
奴隷「・・・・」パタパタ
姫「ふふふ」ペコ
ドラゴン「くっくっくっ…」
べしーん
奴隷「ごふっ!」
奴隷「げほっ、ごほっ…何で背中叩いた?」
ドラゴン「すごいじゃないか、今日だけで二歩も前進した♪」
奴隷「はぁ!?」
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