254: ◆VTkGRpPzmUQh[saga]
2019/08/15(木) 01:57:24.07 ID:1iyQQEhA0
ドラゴン「いかんな…」
姫「衛兵さんは魔界でも選り抜いた実力者ですから」
ドラゴン「それもあるが勇者に攻撃の意志がなさすぎる」
姫「なさすぎる?」
ドラゴン「うむ、どうも勇者は敵味方の判定が極端でな。一度仲間と思えば訓練中の手合わせでも剣筋に乱れがでるのだ」
姫「…長く友人がいない年月が続いたせいでしょうか?」
ドラゴン「…それ、本人には言うでないぞ」
姫「でも、それならどうしたら?」
ドラゴン「拘束を砕いて援護する。姫は隠れていてくだされ」グッグッグッ
姫「戦えますか?」
ドラゴン「お陰さまで友には恵まれておる」
バキッ!
ドラゴン「さあ、逃げろ!」
バサッ!
衛兵「!!?」
ドラゴン「ぬおぉぉぉ!!!」
バサッバサッバサッ!!
ドゴォ!!
衛兵「ぐぉっ! ドラゴン! そもそもはキサマがぁ!!」
ドラゴン「怒るでない、友人だろ?」
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