LiPPSとアインフェリアが生存本能ヴァルキュリアの世界を生き抜いたようです
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142:名無しNIPPER[saga]
2017/12/29(金) 16:54:55.46 ID:wUrzlQcA0
整備長「おいおい……嬢ちゃんが怒るのも分からなくねえけど、んなこと言わなくてもよ……」

ありす「……だって、仕方ないじゃないですか。あの人が……あの人が、あんなことになるなんて……あんな姿を見たら」


『あ……ぐ、お……だ、誰か……』

『俺は、お前たちの……お前たちの、声を……聞いて、いない……俺じゃあ、ない……』



ありす「全員の負荷を受けるなんて無茶をして、おかしくなったあの人を見て……どこかで、あの人なら大丈夫と思っていた自分が、心底嫌になるんです」

ありす「あの人だって人間なんだって。ずっとずっと、戦い続けてきて……その果ての末路が、私たちと同じことになって……」

ありす「私たちが上手く出来なかったから、あの時、クイーンとちゃんと話すことが出来ていれば……私たちのせいで、Pさんが……」

整備長「……はぁ、上司が上司なら、部下も部下ってことだな、ホント」

ありす「整備長……」

整備長「昔、少佐も同じこと言ってたよ。お前らが離脱してた頃、少佐と2人でフレイとS-02を転々としながら戦って……たまに酒でも飲んだ時は、いっつも同じこと言っててよ」



『俺の力が足りないばかりに、皆をあんな目に遭わせてしまった。俺がついていながら……』

『もう少しで退役出来る。そうなれば、今よりももっと皆の傍にいることが出来る。皆が俺を恨んでいようとも……せめて、皆が回復して、元気になるまでは……』



整備長「ま、少佐の愚痴を聞くのも、俺の仕事だからな。少佐の出撃を見送るのと、それくらいしか出来ねえし」

整備長「だからよ、頼れるときは少佐を頼ってやれ。少佐だって、そのほうが嬉しいんだろうからよ。嬢ちゃんなら、分かるだろ?」


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