3:名無しNIPPER[saga]
2017/12/19(火) 20:01:03.53 ID:WIN2YWrHo
*???
友奈「……あれ……?」
友奈(気が付くと、私は知らない場所に居て、多分大きな森の中に居るのかな? 足元に大きな木の根が伸びているのが見えた)
友奈「でも、この根……いくらなんでも大きすぎるし、それに色がとっても鮮やかで……きれい……」
友奈(思わず感激してしまう。見渡してみると、周りには同じように大きな植物がいっぱいあって、どれもカラフルって言葉がぴったしな色ばっかり。……あれ? でも、この光景ってどこかで……?)
友奈「……!」ハッ!
友奈「まさか、この場所って!?」
友奈(思い当たり私は首を必死に動かして、周りをよく観察してみる。──やっぱりだ!)
友奈「ここって……結城ちゃんは勇者であるの樹海、だよね……?」
友奈(私が今見ている光景は、ぐんちゃんと一緒にハラハラしながら見ていたアニメ『結城ちゃんは勇者である』に出てきた樹海と呼ばれる場所にそっくりだった)
友奈「ええと、私、夢でも見ているのかな……?」
友奈(熱中して見ていたアニメだったからその影響で見た夢なのかも。でも、頬をつねると……痛い! やっぱり夢じゃない? でもでも、ぐんちゃんは夢でも痛みはあるって言っていたし……いや、だけど、うーん……)
友奈(今の状況がよく分からなくて、私はちょっとだけ混乱し始める。だけど、そんなことをしている余裕なんて本当はなくて)
ドカーン!
友奈「何!?」
友奈(交通事故でもあったような音だったよね、今の? でも、こんな大きな森の中で事故って……?)
友奈(気付けば私は、音のした方向に無意識に歩いて、走っていて、音がどんどん大きく激しくなっていく。"そこ"にあったものたちが見えていたはずなのに、ううん、見えていたからがむしゃらに走った。必死に見えないふりをして)
友奈(そして)
女の子「こっから先は……通さなさいッ!!」ウォォォー!
友奈(目の前で小柄な女の子が──ばーてっくすと、戦っていた)
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