紗代子「部活かぁ…… 何にしよう?」【ミリマス】
↓ 1- 覧 板 20
44:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/31(日) 23:46:53.65 ID:t1Qb+sut0
* * *
紗代子「それで、美也さんはどんなプレイヤーなんですか? 後衛なのはわかりましたけど……」
45:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/31(日) 23:47:27.33 ID:t1Qb+sut0
恵美「そして、美也が完璧に守るってことはまつりが攻撃に集中出来るってこと」
恵美「美也のバックアップによってまつりは常に100%のポテンシャルを発揮してくる、と」
紗代子「…… 恵美先輩の話を聞くだけじゃ想像出来ませんけど、恵美先輩たちが勝てなかったってことは相当強いんですよね」
46:ミスった[sage saga]
2017/12/31(日) 23:48:14.78 ID:t1Qb+sut0
恵美「そして、美也が完璧に守るってことはまつりが攻撃に集中出来るってこと」
恵美「美也のバックアップによってまつりは常に100%のポテンシャルを発揮してくる、と」
紗代子「…… 恵美先輩の話を聞くだけじゃ想像出来ませんけど、恵美先輩たちが勝てなかったってことは相当強いんですよね」
47:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/31(日) 23:49:34.74 ID:t1Qb+sut0
紗代子(あのサイン……)
恵美先輩の後ろ手でサインが示される。 勝つための、あの作戦!
紗代子「はいっ!」
48:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/31(日) 23:50:14.40 ID:t1Qb+sut0
美也「っ! まつりちゃん!」
紗代子「バレた!?」
恵美「いくよっ」
49:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/31(日) 23:51:13.19 ID:t1Qb+sut0
恵美先輩の考えた作戦は『分断』
美也さんとまつりさんが完全な分業をしてる限り崩れないなら、攻守のリズムを乱れさせるしかない。
そのために恵美先輩がずっと練習していたのがポーキー 『浮くボール』
50:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/31(日) 23:52:01.25 ID:t1Qb+sut0
恵美「決まりっ!」
15-7 コートチェンジだ。
紗代子(相手のリズムを崩すことで私たちのペースが生まれてる、これなら)
51:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/31(日) 23:52:27.78 ID:t1Qb+sut0
恵美「それっ」
まつり「もう対策済みなのです!」
早くもまつりさんは浮くボールに対応し始めてる…… けど!
52:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/31(日) 23:53:34.45 ID:t1Qb+sut0
紗代子(やった……!)
私の手に弾かれたボールはまつりさんの横をすり抜けそのまま地へ落ちる。
相対するまつりさんの顔が崩れるのが見える。 この一点はただの一点、だけどこれを取ることでこの勝負は完全に私のペースになる。
53:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/31(日) 23:54:22.01 ID:t1Qb+sut0
紗代子「くっ……」
恵美「負け…… か……」
そこからは早かった。 私たちの作戦は完全に対策され、手も足も出ないまま負けた。
54:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/31(日) 23:55:00.61 ID:t1Qb+sut0
まつり「はい、ビーチバレーはひとりじゃ出来ない、今の恵美ちゃんのペアは間違いなく紗代子ちゃんなのです!」
恵美「やめてよ、あんた達のめちゃくちゃな練習に紗代子も付き合わせるつもり!?」
まつり「もちろん、今の試合で課題も見つかったし、ふたりが協力してくれたら姫たちはもっとぱわほー!?になれるはずなのです」
62Res/42.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20