251:名無しNIPPER[saga]
2018/01/28(日) 22:56:50.49 ID:JWXj6cC70
ローズヒップ「安心してくださいましですわ!こう見えても整備で培ったこの筋肉!タンス一つ動かすくらいならお茶の子さいさいですわーっ!」
ローズヒップ「でもオレンジペコさん、模様替えならまたお休みの日にゆっくりお気の済むまでやった方が宜しいと思うのでございますけれど…?」
オレンジペコ「そ、そうじゃないんです!」
ローズヒップ「…?そうじゃないならなんですの?ご実家に要らないモノをお送りになるとか…?」
オレンジペコ「そ、そうじゃなくて…」
オレンジペコ「私!他の艦へ行くんです!」
オレンジペコ(…勢いに任せて言っちゃったけど、これでいいんですよね、アッサム様?)
──時は遡り──
アッサム『…いいですかペコ、今回は小細工も下手な芝居も要りません』
オレンジペコ『は、はぁ…』
アッサム『貴女には部屋の片付けの途中にローズヒップと出くわしてもらいます』
アッサム『先ずは片付けている姿をローズヒップに見せなさい』
アッサム『そこでもし転校かどうか聞かれればそのまYESと、もしへんな方向に勘繰ったら貴女から転校すると言ってあげなさい』
オレンジペコ『あの…提案しておいてなんですけどそんなにうまくいくのでしょうか…?流石に急過ぎませんか?』
アッサム『……その辺は大丈夫よ。普段から少し走り気味なローズヒップですもの』
アッサム『それにローズヒップはいつもに輪を掛けて混乱する筈だから』ボソッ
オレンジペコ『はい?』
アッサム『何でもないわ、後は突っ込んだ内容を聞かれない限りは流れに任せて。一応転校の理由は"両親の再婚に伴い"とか自分が転校を好意的に受け止められる内容で話せば良いから』
オレンジペコ『はぁ、わかりました。でもなんでそんな理由である必要が…?』
アッサム『…その方が貴女の心に突き刺さるだろうから』
──回想終了──
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