アークロイヤルとネルソンが飲み比べ対決をやって思わぬ展開になった話
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5:名無しNIPPER
2017/12/18(月) 02:27:02.42 ID:Aj+otFhv0

ここまで防戦一方だったアークロイヤルの我慢は限界を超えた。彼女の有能でかつ容姿端麗でユニセクシャルな麗人という普段の姿を窓の外に放り投げて、まるで子供の様に闇雲に怒りをぶつけている。


ネルソン「うがぁああああああああああ!!!!!」


最も痛いところを突かれたネルソンは我を忘れて獣の様なけたたましい叫び声を上げた。



ロドニー「で、今はあんな感じです」


そう言ってロドニーは私に困ったような苦笑いを投げかけた。


ネルソン「な、なによぉ...... そんな言い方ないじゃない...... あんたは学院に居た頃から一緒に戦ってくれたじゃない...... 私にちょっかい出してくるバカな連中に向かって行ってくれたじゃない...... ひぐっ...... えぐっ.......」


アークロイヤル「ふん! 知るか。 あんたが退役しても指揮官は困らないから今からでも娼婦に転職すれば?」


指揮官「おい!それは言い過ぎだぞ! ネルソンは我が艦隊の主砲だ。退役なんぞは天地がひっくり返ってもありえん」


アークロイヤル! 今度はお前かよぉお!という反応が一気に脳内を飛び出して口から出そうになったのを水際で食い止めた。


ロドニー「まぁまぁ お二人とも落ち着いて」


指揮官「そうだそうだ 今日はもうお開きにしようか」


しかし、この二人にこんな過去があったとはな。

私が最も信頼する二人の馴れ初めを知れただけでもこの会は有意義だったといえる。

翌日、ネルソンは何でもないような顔をして毎日の定期任務に出撃したが時折、こめかみを押さえて苦悶している様子が見て取れた。

それでも言い訳を一切せず目の前の仕事をこなしていくその姿は正にプロフェッショナルに相応しいものであった。

そして、今の姿があるのもアークロイヤルとの腐れ縁があることも忘れてはならないだろう。 





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