53: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2017/12/17(日) 18:00:54.27 ID:sV3pFbv90
アナスタシア「……まさか、ここまで来れるなんてね」
アナスタシア「聖チャンにはああいったけど……吹雪の中で絶対に死ぬと思ってたのに」
アナスタシア「これも寺生まれ……って奴の力なのかしら?」
モバP「……どこまで知ってるんだ」
アナスタシア「貴方たちの会話から察せることがくらいしかわからないわよ」
アナスタシア「心なんて読めないし」
みく「……じゃあ、みくたちの会話は聞いてたってこと?」
アナスタシア「ええ」
アナスタシア「楔を打ち込んだ子たちを介してね」
朋「楔……?」
アナスタシア「そう……目では見えない、氷の楔……」
アナスタシア「心を凍らせて、私の思い通りに動かすための、ね?」
朋「……あ、じゃああの従業員の人は……!」
アナスタシア「そのとおりよ」
アナスタシア「他にも……あの旅館で働いている人みんなに打ち込んでいるわ」
アナスタシア「そして、この子にも」
聖「……嘘!?」
アナスタシア「他の子と違って心を凍らせたりはしてないけどね」
アナスタシア「ありのままの聖ちゃんが綺麗なんだから」
アナスタシア「唯一つだけ……私の言葉に従って、外に出るように……ってね」
聖「そんなの……あ、もしかしてあの温泉のとき……!」
アナスタシア「ええ」
アナスタシア「あ、違うわ。あの時はアーニャってことにしてたのよね」
聖「……」キッ
アナスタシア「……なんて、もう無駄かしら」
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