【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/06/24(日) 10:15:27.85 ID:sW82/1G70
『では、今後とも、娘をよろしくお願いします』
「それはぼくの姉に言うべきでは?」
『お姉さんはお姉さん。あなたはあなたでしょう』
正論にぐうの音も出ない。ひかるは嘆息して、頷いた。
「わかりました。はじめさんが望むなら、そうしますよ」
『はい、よろしくお願いします』
まるではじめがひかると今後も関わり続けることを予見しているような口ぶりだ。ひかるはまだ小学生で、どうしてはじめのお母さんがそんなことを言うのかわからない。
『では、宿題などでお忙しい時間帯にお時間をいただいてありがとうございました』
「宿題なんて帰ってすぐ終わらせましたよ」
『ふふ、そうですか。では、失礼致します』
「……はい。失礼します」
受話器を置いて、ひかるは思う。
はじめの気持ちも、はじめのお母さんの意志も分からない。
分からないけれど、分からないなりに、なんとなく、思う。
今度、はじめはどこに連れて行ってくれるのだろうか、なんて。
そんなことを考えてしまうあたり、自分もまた、はじめに会いたいなんて、考えているのだろうか、と。
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