【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/04/22(日) 20:52:37.70 ID:TS+ShyS90
…………………………
教室の中が急に暗くなる。何事かと判断するより先に、今まで楽しそうに笑っていた誉田先生が膝をついた。
「誉田先生!? 大丈夫ですか?」
「な、何かしら……? すごく、眠い……の……」
誉田先生は、そのまま床に倒れた。
「ほ、誉田先生!?」
「……大丈夫。呼吸はしてるわ」
取り乱すゆうきに、めぐみが冷静に言った。
「一体これは何なのかしら。アンリミテッドだとは思うのだけど、今までと何かが違うような……」
その瞬間、凄まじい音がして、木工室の戸が蹴破られた。
「っ……!? ゴドー!」
「…………」
うつろな目をして立っていたのは、アンリミテッドの戦士がひとり、ゴドーだ。ゴドーは焦点も定まらないような目をしたまま顔を上げ、ゆうきたちを睨み付けた。
「……この、ホーピッシュまでもが」
「えっ……?」
ゴドーが小声で呟く。しかし、次の瞬間、ゴドーの身体から、凄まじい黒い波動が発せられた。
「この、ホーピッシュまでもが!! あたしを苦しめるのか!! あたしを、あざ笑うのか!!」
ゴドーの大声とともに、闇が吹き荒れる。
誉田先生をかばいつつ、伏せる。ゴドーから四方八方に発せられた闇は、全校生徒たちが技術の授業で製作した作品にとけ込んでいく。
「なっ……何、これは……?」
あきらが周囲を見回しながら言う。まるで、木工室全体が闇で塗り固められたような状態だった。ゴドーは焦点の定まらない目をしたまま、気が狂ったように諸手を挙げた。
「出でよ!! ウバイトールども!! このホーピッシュを、欲望の闇で染め上げなさい!!」
闇の瞳が開く音が、いくつも重なって聞こえた。
『ウバ……!』
『ウバァアアア!!』
『ウバッ!!!』
『『『『ウバイトォォォオオオオオオオオオル!!』』』』
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