【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2017/12/24(日) 10:19:59.11 ID:3zYuh2uB0
と、
「……ごめんねぇ、ゆうきぃ……」
大きなクリクリの目いっぱいに涙を溜めていた。
「ちょっ、大げさだよユキナ! 大丈夫だから! 気にしてないから!」
今まさに泣き出しそうになっていたユキナに、ゆうきも手慣れたもので、あやすように背中をなでる。この友達は、良くも悪くも純粋で、感受性が豊かだ。
「お手伝いなんてすぐに終わらせるから。心配しないで」
「うん……あ、そうだ! ねぇゆうき!」
「? なに?」
「今日はあたしがゆうきの代わりに先生のお手伝いするよ! そうすれば――」
「――それは、ダメ」
「えっ……?」
ユキナの提案に、ゆうきは間髪入れずに首を振った。
「で、でも……」
「これは、わたしの学級委員のお仕事だもん。それをいきなり他の人に任せるなんて、そんなの勝手はしたくないんだ」
「……そっか。そうだね」 ユキナは納得したように笑った。「ゆうきは責任感が強いもんね」
「そんなんじゃないけど……でも、ありがと、ユキナ」
「ううん」
友達同士、通じ合うものがある。だからそれだけで十分だ。にっこり笑って、お互いの思っていることが伝えられたら、それだけで、十分だ。
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