結衣「え、ヒッキーってパン屋さんでバイトしてるの?」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/12/16(土) 23:56:23.95 ID:GjG/7KC80
――和菓子課・製造ライン――
結衣「うわー、何だかちょっと暑いね。空気がもやっとしてる感じ」
八幡「そりゃまあ、もち米炊いたり、蒸しパン焼いたりしてるからな。逆にワッフル作ってるとことかマジ寒いぞ」
以下略
AAS
23
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/16(土) 23:56:55.89 ID:GjG/7KC80
リーダー「えーと、そっちの君は新人さん?」
結衣「あ、はい、そうです。由比ヶ浜っていいます、よろしくお願いします」
リーダー「バイトくん、団子拾いやったことあるよね?」
以下略
AAS
24
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/16(土) 23:57:36.51 ID:GjG/7KC80
――団子ライン――
結衣「ヒッキー、あの人に顔覚えられてるんだ」
八幡「まあ、何度かここも来てるからな」
以下略
AAS
25
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/16(土) 23:58:10.75 ID:GjG/7KC80
八幡「ほら、そこのラインに串団子が流れてるだろ」
結衣「あ、ほんとだ。三色団子! おいしそうー」
八幡「このラインが下流にいくと、専用の機械によって自動的に団子が3串ごとにパック詰めされ、賞味期限とかが書いてあるシールが貼り付けられる」
以下略
AAS
26
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/16(土) 23:58:39.86 ID:GjG/7KC80
結衣「で、あたしたちが団子拾い?するのはどこなわけ?」
八幡「このラインの一番後ろだ。パック詰め、シール貼りが終わって、一応商品としての形ができた団子を、番重っていうプラスチックの入れ物の中に入れていくんだ」
八幡「団子を入れた番重は専用の台車の上に乗っけて、また同じように団子を番重にいれて上にどんどん重ねていく」
以下略
AAS
27
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/16(土) 23:59:42.26 ID:GjG/7KC80
――拾い場――
結衣「わっ! わっ! わあっ!? ヒッキー助けて! 何かたくさん流れてくる! わっ、床に落ちちゃう!」
八幡「ラインは待ってくれねぇんだよ。手際良く番重に詰めていかないとすぐあふれるぞ」
以下略
AAS
28
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/17(日) 00:00:29.83 ID:xP7YGYVO0
八幡「言っただろ。俺は仕事はできるんだよ、それなりにな」
八幡「それに、一度慣れたらそんなに大変なもんじゃない。所詮はバイトにできる仕事だ。目をつぶってもできる」
結衣「目をつぶったらできなくない?」
以下略
AAS
29
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/17(日) 00:00:58.30 ID:xP7YGYVO0
――1時間後――
ガコン ガコン ガコン
八幡(今日は不良品多いな)
以下略
AAS
30
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/17(日) 00:01:32.98 ID:xP7YGYVO0
結衣「うんしょっと……」
結衣「番重って結構高く積まなきゃいけないんだ……あたし背そんなに高くないしちょっときついかも」
社員「ちょっと君!」
以下略
AAS
31
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/17(日) 00:02:00.84 ID:xP7YGYVO0
八幡(うわー、自分で教えてもいない癖に偉そうな社員だな。つーか、新人だぞ。ちょっとは大目に見てやってもいいだろ)
八幡(最悪、配送後に店舗の人間が気づいて取り除けば済むわけだし。まあ、メーカー側としてはちゃんとした製品を出荷することが信用にも関わるし、仕方ねぇけど)
八幡(それより、ラインが動いてる時に話しかけるなよ……。せめてラインが止まってる時に声かけろ。空気読め)
以下略
AAS
32
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/17(日) 00:02:44.96 ID:xP7YGYVO0
――食堂――
がや・・ がや・・
以下略
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