結衣「え、ヒッキーってパン屋さんでバイトしてるの?」
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17:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 23:53:31.19 ID:GjG/7KC80
――製造ライン入口――

結衣「もー、凄いドキドキしちゃった。こんなの受験の合格発表のとき以来かも」

八幡「どんだけ緊張してるんだよ……大げさな。さっさと行くぞ。ちゃんと手洗って消毒したか?」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 23:54:05.44 ID:GjG/7KC80
八幡「まあ、そこまでのレベルならともかく、ちょっと規格外の大きさだったり傷ついたり潰れたりしたら廃棄処分だからな」

結衣「えー、もったいなくない?」

八幡「成形して焼いた後のパンを再利用はできねぇよ」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 23:54:44.78 ID:GjG/7KC80
――和菓子課・事務室――

結衣「これコロコロ? 床掃除とかするときの」

八幡「ああ、これで全身をコロコロする。まあ、髪の毛とかが付いたまま製造現場に入らないようにするためだな」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 23:55:18.37 ID:GjG/7KC80
コロコロコロコロ

結衣「〜♪」

八幡(おい、ちょっと待て。いつもは誰もやってくれないからセルフコロコロして、背中の方とかやりにくいなーとか思ってるのに)
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 23:55:48.28 ID:GjG/7KC80
八幡「い、いや……それちょっとアレだろ。その……間接的だけど……感触が……というか」

結衣「へ? 感触……、……あっ……」

八幡(おい、今さら赤くなるな……。俺なんて事後なんだぞ。余計恥ずかしいじゃねぇか……)
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 23:56:23.95 ID:GjG/7KC80
――和菓子課・製造ライン――

結衣「うわー、何だかちょっと暑いね。空気がもやっとしてる感じ」

八幡「そりゃまあ、もち米炊いたり、蒸しパン焼いたりしてるからな。逆にワッフル作ってるとことかマジ寒いぞ」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 23:56:55.89 ID:GjG/7KC80
リーダー「えーと、そっちの君は新人さん?」

結衣「あ、はい、そうです。由比ヶ浜っていいます、よろしくお願いします」

リーダー「バイトくん、団子拾いやったことあるよね?」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 23:57:36.51 ID:GjG/7KC80
――団子ライン――

結衣「ヒッキー、あの人に顔覚えられてるんだ」

八幡「まあ、何度かここも来てるからな」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 23:58:10.75 ID:GjG/7KC80
八幡「ほら、そこのラインに串団子が流れてるだろ」

結衣「あ、ほんとだ。三色団子! おいしそうー」

八幡「このラインが下流にいくと、専用の機械によって自動的に団子が3串ごとにパック詰めされ、賞味期限とかが書いてあるシールが貼り付けられる」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 23:58:39.86 ID:GjG/7KC80
結衣「で、あたしたちが団子拾い?するのはどこなわけ?」

八幡「このラインの一番後ろだ。パック詰め、シール貼りが終わって、一応商品としての形ができた団子を、番重っていうプラスチックの入れ物の中に入れていくんだ」

八幡「団子を入れた番重は専用の台車の上に乗っけて、また同じように団子を番重にいれて上にどんどん重ねていく」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 23:59:42.26 ID:GjG/7KC80
――拾い場――

結衣「わっ! わっ! わあっ!? ヒッキー助けて! 何かたくさん流れてくる! わっ、床に落ちちゃう!」

八幡「ラインは待ってくれねぇんだよ。手際良く番重に詰めていかないとすぐあふれるぞ」
以下略 AAS



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