エレン「結婚しよう!」
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91:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 08:44:29.33 ID:6MQO8edp0
エレン「暴走して寝てるヒストリアをたたき起こすわけにはいかないからな」

ヒストリア「なら暴走しなければいいのに」

エレン「努力したんだけどな……」
以下略 AAS



92:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 08:45:30.56 ID:6MQO8edp0
ヒストリア「ねえ……その状態で話されると落ち着かないから、せめて起きてくれない?」

エレン「そうだな……じゃあ目をつむったまま……」

ヒストリア「嫌いって言ってあげるから、こっち見てもいいよ」
以下略 AAS



93:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 08:47:11.48 ID:6MQO8edp0
ヒストリア「最近あやまってばっかりだね……何にあやまってるの」

エレン「色々な……ユミルについてもそうだし」

ヒストリア「ユミル?」
以下略 AAS



94:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 08:48:06.35 ID:6MQO8edp0
エレン「うーん……」

ヒストリア「ねえ、私のことまだ好きなの?」

エレン「好きだ」
以下略 AAS



95:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 08:48:44.84 ID:6MQO8edp0
ヒストリア「してるよ。みんなが好きなクリスタなんてどこにもいなくて、いるのは親からも誰からも愛されたことのない私だけ。この世界じゃ珍しくもない、いっぱいいる望まれない子の一人。クリスタとは対象的な本当の私に、みんながっかりしてるはず……」

エレン「……」

ヒストリア「……」
以下略 AAS



96:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 08:50:31.48 ID:6MQO8edp0
ヒストリア「本当の私は……今の私。優しくもないし、何も好きじゃない、何がしたいのかもわからない、からっぽな私……だから……」

エレン「お前はからっぽなんかじゃない」

ヒストリア「いいよ……そんなこと言わなくても」
以下略 AAS



97:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 08:52:00.22 ID:6MQO8edp0
エレン「お前は……普通のやつだよ……」

ヒストリア「普通……?」

エレン「ああ。友達がいなくなって落ち込むなんて普通のことだろ。それで思わす助けたいって言うのも普通だ」
以下略 AAS



98:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 08:53:46.55 ID:6MQO8edp0
ヒストリア「何でそんなこと言えるのよ……」

エレン「オレはお前が好きだからな。人に好かれようとしてたお前も、そうじゃないお前も、どんな状態のお前も、オレは全部ひっくるめて好きなんだ。それはクリスタのお前も、今のお前も、どっちもヒストリアで、どっちもかわいいからだ」

ヒストリア「…………エレンはすごいね。そんなふうに考えられるんだ。私は無理……クリスタが私とは思えない。ユミルもそうだった、私がクリスタを演じてるとき、ときどき悪態をついてた」
以下略 AAS



99:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 08:56:22.45 ID:6MQO8edp0
ヒストリア「ユミルのことだよ。エレンにはわからない」

エレン「けどユミルがヒストリア自身を嫌がるなんてありえると思うか? ユミルが嫌がることなんて、決まってるだろ。ヒストリア、お前が傷つくことだ」

ヒストリア「あ……」
以下略 AAS



100:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 08:57:26.06 ID:6MQO8edp0


――


以下略 AAS



101:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/16(土) 09:09:17.96 ID:6MQO8edp0
レイス領礼拝堂地下

ヒストリア「っ!」

ロッド「どうしたヒストリア」
以下略 AAS



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