117: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2017/12/16(土) 01:32:49.67 ID:Qezuh/qr0
―― 12月16日 朝 藤崎八幡宮裏手
P「…………」
海老原狸「…………」
周子「…………」
菜帆「…………」
海老原狸「…………他んヤツらはどげんした」
P「会場で先に準備しています。そちらこそ、お父上は?」
海老原狸「寝込んどるわっ。豊前坊様の秘宝が、あんな得体も知れん鼻水トナカイに負けるなぞ……ぶつぶつ……」
菜帆「伯父さん〜」
海老原狸「ム……。……小日向ん娘は大丈夫やったっか」
P「傷一つありませんのでご安心を。それより、もうこんなことやめませんか?」
海老原狸「ならん!! 俺らにも意地っちゅうもんがある! 見とれ、海老原が負けても第二第三の狸が……」
P「――塩見屋、例のものをこれへ」
周子「御意」スッ
トン
P「こちらに、塩見屋の和菓子詰め合わせがもうワンセットございます」
海老原狸「!?」
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