13:名無しNIPPER
2017/12/15(金) 21:29:21.34 ID:te3tMLKio
「まぁね。―もし、もしもだ。ボクが偶像という道とは別の非日常に出会ってしまってキミの元を離れようとしたらどうする?」
「ん?…その時になってみないとわからないが今は辞めてほしくないな。まだ飛鳥に見せたい景色が山程ある」
―流石はキミだね。
そう言ってくれると思ったよ、でもボクも同じさ。
キミと見るセカイは何色か。それを何度も何度でも確かめたいんだ。
キミと共に光の果てを見てみたい、そう思わされたあの時から。
「―ありがとう。でもその必要も心配もいらないよ、フフッ」
「ならなぜ聞いたんだよ」
と怪訝な表情をするプロデューサーとは対照的にボクの表情は緩みきっていた。
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