218: ◆DbWk4vc3J.[saga]
2018/01/23(火) 21:30:21.40 ID:mVIbmXgk0
〜中堅・渋谷尭深〜
尭深「お茶、淹れるね……」
尭深「それで、話って……?」
尭深「……別れたい?嘘だよね?」
尭深「……ごめんね、私が魅力的じゃなかったから」
尭深「私が地味だったから」
尭深「私が女の子らしくないから」
尭深「……でも、いつかそんな話をされると思ってた」
尭深「どう?眠くなってきた……?」
尭深「いつまでも大人しい私と思わないでね……」
尭深「私だって、女の子……」
尭深「その気になれば」
尭深「貴方を虜にすることだって」
尭深「できるんだから」
尭深「……私のこと、捨てないでね」
尭深「私も、ずっと貴方と一緒にいるから……」
〜副将・亦野誠子〜
誠子「ん、どうしたの?話って」
誠子「……はは、別れたい、か」
誠子「まあ確かにそうなるか〜」
誠子「……いや、全然平気じゃないよ」
誠子「やっぱり別れるのは嫌だし、このままでいたい」
誠子「でも、君がそう思わないのだとしたら」
誠子「こっちが無理強いするのも失礼だからね」
誠子「……うん、大丈夫!」
誠子「そのかわり、気まずくなるのはやめてくれよ?」
誠子「普通に友達でいいんだ、友達で」
誠子「とも、だ、ち、で……」
誠子「ごめ、ん、泣く、つもり、なん、て……」
誠子「……それでも、慰めて、くれるんだね」
誠子「ふぅー……」
誠子「……私は本当に、いい友達を持ったなぁ!」
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