5: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/12/13(水) 08:12:24.62 ID:8Vh1voRqO
男「そうですか……では、この話はなかったことに……」
曜「ちょちょ、待ってください!」
曜「ならせめて……Aqoursのみなさんに会わせていただけませんか?」
男「申し訳ありませんが、無関係の者を事務所に立ち入らせるわけにはいかないんですよ」
曜「そんな、どうにか……お願いします! 何とかなりませんか!?」
黒服「……仕方がない。貴方だけ特別です」
黒服「3ヶ月分。初期費用はその分で、上に話をつけておきますよ」
曜「い、いくら……ですか?」
黒服「35万円です」
曜「さ……35万……」
曜(高校を卒業して、大学に入って……両親からの仕送りと、2年間のバイトで貯めたお金が40万弱)
曜(これを払ってしまえば、来月の家賃すら払えなくなってしまう)
曜(お母さんに相談して……大学を辞めれば、なんとかなるかもしれない)
曜「……わかりました。35万、払います」
男「そうですか。では、こちらのコンビニの前で待っています」
曜「――え? えっと……振り込んでくればいいんですか?」
男「いえ、貴方には今すぐにでも事務所のレッスンを受けていただきたいのです」
男「そのために私が現金を頂き、事務所の者に払うということです」
曜「ああ、そういう……なら、今からお金を下ろしてくれば……」
男「はい。私はこちらで待っていますので」
402Res/354.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20