380: ◆PChhdNeYjM[saga]
2018/01/08(月) 00:56:56.48 ID:vlpX5WjlO
プルルルルル……
千歌「電話……?」
ダイヤ『もしもし、千歌さんですか?』
千歌「ダイヤさん……」
ダイヤ『千歌さん。彼は、傍にいらっしゃいますか?』
千歌「うん、いるよ」
ダイヤ『代わってください』
千歌「わかった」
千歌「はい」スッ
佐原「……誰?」
ダイヤ『失礼いたします。私、黒澤ダイヤと申しますわ』
佐原「くろさわ……まさか!」
ダイヤ『ええ。貴方の思い浮かべる黒澤家で、間違いないかと』
佐原「……フン。今更なんだっていうんだ」
佐原「黒澤家が佐原家を見限った理由は知ってる。しかも、二世代も昔の話だ。直接アンタには関係ない。それなのに……今更何の用?」
ダイヤ『貴方のご両親と連絡がつきましたの』
佐原「……は?」
ダイヤ『都合がよろしければ、内浦へ足を運んでくださいな』
佐原「いや、ちょっと待ってくれ。意味がわからない」
ダイヤ『話はそれだけですわ。では――』
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