340: ◆PChhdNeYjM[saga]
2018/01/06(土) 23:31:36.93 ID:6upMnZmNO
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千歌「ええ!? どうしたのこれ!!」
ダイヤ「貴方があまりにもウチに押しかけるものですから、買っておいたのですわ。毎回私の布団の中に入られても困りますし」
千歌「えへへ、お布団ふかふか……気持ちいい」ギュー
ダイヤ「喜んでもらえたのならなによりですわ。まあ、ソファーで寝て体を痛めるのも困りますから」
千歌「ありがと、ダイヤさん!」ニコニコ
ダイヤ「いえ……あの……どういたしまして……///」
〜〜〜
ダイヤ「コーヒーですわ。ミルクと砂糖は入れておきました」
千歌「おお、流石ダイヤさん♪」
ダイヤ「もう覚えましたわよ」
千歌「……ねえ、ダイヤさん」
ダイヤ「はい?」
千歌「ギャンブルにハマるって、どんな感覚なのかな」
ダイヤ「なんです、藪から棒に」
千歌「……あ、いえ。何でもないです、忘れてください」
ダイヤ「他人から見て、余り見栄えのよろしいものではありませんわね。本人もそれは分かっているはず」
千歌「そう……ですよね」ズズッ
ダイヤ「ですが、一度甘い蜜を吸ってしまえば、その感覚は忘れられないものです。丁度、コーヒーに砂糖を入れすぎてしまう千歌さんのように」
千歌「……ダイヤさん、これ砂糖入れた?」
ダイヤ「勿論、角砂糖を一つ」
千歌「それじゃ少ないよ」
ダイヤ「いつも入れすぎなのですわ。それくらいが正常です」
千歌「ぶー……」
ダイヤ「一度依存してしまえば、簡単にやめられるものではないでしょうね」
千歌「分かってても、やめられない……か」
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