155: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/12/17(日) 22:37:46.78 ID:lHb1Hq6uO
梨子「本当なら……千歌ちゃんがいたらよかったんですけどね」
ダイヤ「千歌さん……?」
梨子「千歌ちゃんならきっと、私にはできないことも簡単にできる」
梨子「曜ちゃんの一番の力になってあげられるのは、きっと千歌ちゃんなんです」
ダイヤ「それは……」
梨子「千歌ちゃん……どこにいるんだろうなあ」
ダイヤ「……!」ズキッ
ダイヤ「あ……の……」
梨子「はい……?」
ダイヤ「私……千歌さんに会っているんですの」
梨子「――えっ?」
梨子「ど、どういうことですかっ!?」
ダイヤ「……はっ」
梨子「あの、ダイヤさん!」
ダイヤ「えっと……その……」
ダイヤ「千歌さんの、ご相談に乗っているのですわ」
梨子「相……談……?」
ダイヤ「ええ、その……お金のこととか……安い物件をご紹介したり……」
ダイヤ「ただ、それ以外のことは何も知らなくて……」
梨子「なんっ……で……!」
ダイヤ「……梨子さん、これだけは言っておきます」
ダイヤ「――今の千歌さんには……会わない方が、幸せかもしれませんわ」
梨子「……え?」
ダイヤ「ごめんなさい、これ以上は……」
ダイヤ「お金はここに置いておきます。では……」パタパタ
梨子「あっ……ダイヤ……さん……」
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