38:名無しNIPPER[saga]
2017/12/13(水) 22:32:26.23 ID:JIMQgLXWo
女友「彼の事、気に入っているのでしょう?」
女「……ま、それなりには、ね」
女友「!」
女「面喰うほど意外ではないでしょう?」
女友「いや、根性ひん曲がりのあなたがまさか素直に認めるとは思っていなかったので」
女「あなたに言われる筋合いはないわよ」
女友「彼の率直さに毒されました?」
女「さあ、どうでしょうね」
女友「……あなたらしくなくてむずむずするんですよねえ」
女「回りくどい、って?」
女友「回った道がどこに通じているのかが分からないのです。何がしたいのですか?」
女「……さあ?」
女友「全く……そろそろ来ますよ、彼」
女「なぜ分かるの?」
女友「あなたに伝えろと言われたので。『少し遅れますが、必ず行きます』と」
女「ふうん」
女友「確かに伝えましたよ」
女「いらないものも一緒に、ね」
女友「本当に友達甲斐のないやつです」
女「お節介よりマシよ」
女友「べーだ」
女「うるさい、早くあっち行きなさい」
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