31: ◆y7//w4A.QY[saga]
2017/12/20(水) 20:34:51.86 ID:dyEQffwL0
【夜 リビング】
アスカ「今日のハンバーグも、まぁまぁね」もぐもぐ
シンジ「……」ソワソワ
アスカ「トイレなら行ってきなさいよ、食事中にエチケットないやつ」
シンジ「あ、いや」
アスカ「……もしかして、昼間のやつが言ってたのって本当だったの?」
シンジ「へ?」
アスカ「げっ、だから意識してソワソワしちゃってるってわけぇ?」
シンジ「なんでそうなるんだよ!」
アスカ「こわぁ〜い。ひとつ屋根の下にこんな魅力的な美少女がいたらしかたないわよねぇ〜」
シンジ「自分で言ってる。すぐ怒るくせに」ぼそ
アスカ「あ? なんか言った?」
シンジ「……」
アスカ「シンジって見た目からしてムッツリだけどさぁ、告白ぐらい人に頼らず自分でやんなさいよ」
シンジ「そもそも僕は別に」
アスカ「今さら誤魔化そうったって無理なのよ。現にソワソワしてたじゃない。トイレでもないっていうし」
シンジ「う、そ、それは」
アスカ「ほぉ〜ら見なさい。あたしに気持ちがバレて気まずいんでしょ」
シンジ「違うよ! ソワソワしてた理由は言えないけど」
アスカ「下手なウソ。警告しておくけど、あたしに指一本でも触れたらその指へし折るからね」
シンジ「……はぁ、わかった、触れなきゃいいんだろ」
アスカ「うー、やだやだ。これからはシンジとの洗濯物分けて……はっ! あ、あんた! まさかあたしの下着使っていかがわしいことしてないでしょうねぇ⁉︎」ガタッ
シンジ「なんの話してるんだよ!」バンッ
アスカ「なんでムキになんのよ!」バンッ
シンジ「いきなりアスカが変なこと言いだすからじゃないか!」
アスカ「可能性の話をしてるだけよ!」
シンジ「僕はこれまで洗濯物をしてきてるんだし、あんまりだよ!」
アスカ「……」
シンジ「だったらアスカが自分で洗濯したらいいだろ!」
アスカ「そうね、冷静に考えれば、それはないか」
シンジ「……なんだよ、当たり前」ポロ
アスカ「なにか落ちた……それ、なに?」
シンジ「ん? 勢いよく立ち上がっちゃったからハンカチ……っ⁉︎」
アスカ「丸まってるけど、どー見ても生地が下着にしか見えない品物よね、ソレ」
シンジ「な、なななな、なんでっ⁉︎」
アスカ「ねぇ、シンジィ〜?」ゴゴゴ
シンジ「違う! 違うんだ! 本当に知らない! 待って!」
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