45: ◆b0Vu8MQV5UgY
2017/12/23(土) 00:25:56.55 ID:zj1cpJm00
二分後。
丸めたノートをメガホンに見立て、持参した水筒で超簡素なお祝いパーティの準備をしていた私と花丸ちゃんの元へ、主賓が現れました。
善子「ただいま・・・」
死にそうな顔をしながら。
さすがに想定外の様相に、顔を見合わせる私たち。
ルビィ「ええと、駆けつけ一杯?」
善子「ありがとう・・・」
使い方が合ってるのかよくわからない常套句で、テンションが180°変わっている善子ちゃんへお茶を手渡しました。
花丸「・・・何があったずら?」
善子「・・・ウロボロス」
花丸「は?」
善子「異端に導かれし片翼の天使よ、我が寝殿にて慈愛のウロボロスを育まん、って言われた」
ルビィ「わぁ」
言葉の意味はよく分かりませんが、善子ちゃんのテンションがガタ落ちした理由は判明。
花丸「とりあえず下ネタずら」
ルビィ「いらないよその解説は」
私たちは主賓に慰めの言葉をかけながら、この空気を救ってくれる救世主(イケメン)を待ちわびるのでした。
来なかったけど。
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