21: ◆b0Vu8MQV5UgY
2017/12/23(土) 00:09:02.55 ID:zj1cpJm00
男の子「ばいばーい!」
満足気な母子に右手で返し、下ろす流れそのままに左手首を見た後、壁のような背広の横から時刻表を確かめました。
そっけない書体で並ぶ単位抜けの数字の羅列。間違えの無いよう目を凝らしますが、どうやらバスは若干遅れてるみたい。
もう一度腕時計を確認し、妙な寂しさがぶり返した私は、けれど気付かないように空を見上げました。
その隅に映った古い電柱。そこから垂れ下がる線の一つに、二羽のカラスがのんびり日光浴でもするかのように乗っかっていました。
他に見るものもなかった私は、なんとなく目を離さずに観察を続けます。
ゴミ捨て場のないこの通りでは、満足できるような朝食にはありつけないんじゃないかな。
あえてここに留まっているということは、食後の小休止か、それとも私たちの地球に優しくない行為でも期待しているのか。
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