アビゲイル「私を、殺して」
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7:名無しNIPPER[saga]
2017/12/09(土) 22:40:45.00 ID:8SB2OFVWO
立香「ああ、アビー。ここに居たのか。って、キングハサン?珍しいね。予想外の組み合わせだな」

アビー「余暇を持て余していたところ、話し相手になってくれたのよ。最初はその、少し驚いてしまったけれど、話してみればいい人だったわ」

立香「へぇ。実はキングハサンって意外と面倒見が良い方だったり?」

山の翁「我に善人の謗りは適当では無い。偏に、幼き教徒に信心の深淵を解く事もまた、信徒の為すべき試練である」

アビゲイル「色んな世界の信仰を教えてもらったわ。勿論、キングハサンさんの信じる神様の事も。勧善懲悪も殺しが関われば罪だけれど、自分から必要悪を受け容れるなんて私には出来ない事だわ」

山の翁「決して見習わぬ事だ。神命に応じ、天命の元に首を断つ。その行いが正義であれ、如何なる理由であれ、良心の呵責なく他者を殺める事は紛れも無く罪であり、罰せられるべき悪徳である」

立香「オレにとっては二人とも凄い事に変わりないけどね。多分、怠け者のオレだとそこまで敬虔な信徒にはなれないからさ」

山の翁「要は心の在り方である。信仰する神格の高さ、信仰の頻度。それらは他者が判断する目安に過ぎぬ故、大事では無い」

アビゲイル「本当に信仰心が深いのなら、聖書が無くても、祈りの言葉を知らなくても。その心根が正しく清い限り神様に届く。うん、キングハサンさんの考え方はとっても元気が出るわ。私の信じる神様にもそういう容でいてほしいもの」

立香「神様、かぁ。ウチのサーヴァントに個性的なのが多いせいで、親しみこそ感じる事はあっても敬おうって気持ちになった事は少ないな。たまにはイシュタルとかパールヴァティとかにプレゼントでもあげようか」

アビゲイル「まぁ!このカルデアには神様までいるの?」

立香「それはもう、善神から悪神まで様々だよ。ちょっと人の体を借りてたり、腹黒い性格してたりするのもいるけど。一緒に来る?」

アビゲイル「ええ!もちろん!」


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