ウェイバー「なんだよこいつ…」ガッシュ「ウヌ?」
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99:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/15(金) 00:12:44.48 ID:2RpIkIWY0
ウェイバー「世の中に!この僕の努力と才能の成果が何をもたらすか!血統だけで優劣を決める魔術師共に!!…どうだ、満足かライダー!」

自分でも思ってもみなかったほどの声で叫んだ。しかしライダーは眉ひとつ動かさず、うむ、と頷いた。

ライダー「貴様の望みは確かにつまらんものだ。…だがまあ、貴様らしいと言えばそうであるのかもしれんなぁ」

ウェイバー「なっ…どういうことだよ!」

ライダー「おのれの沽券を示したいならば、我武者羅に足掻いてみろ。さすれば、何か見えてくるかもしれんな」

ウェイバー「見えてくるだって…?」

ライダー「それでもまあ、余のマスターに遠く及ばぬその力で、よくほざいたと称賛してやろう。…次会うときは敵同士だ、容赦はせんぞ?」

ウェイバー「…当たり前だ!お前なんか、ちっとも怖くなんかないからな!」

ライダー「抜かせ。…そういえば貴様のサーヴァントはどこだ?霊体化させ近くに侍らせてもおらんが…貴様、本当にマスターか?」

ウェイバー「…あ」

ウェイバー「こんなことしてる場合じゃなかったー!じゃあなライダー!次会うときは覚えてろよー!」

ライダー「ふん」

捨て台詞を吐くと、僕はまた走り出した。

ライダー「…行ったか。あやつ…ウェイバーだったか。どうやら余も酔狂だったようだな」


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