ウェイバー「なんだよこいつ…」ガッシュ「ウヌ?」
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173:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/22(金) 01:15:04.17 ID:6HVZ8yDg0
グレン「お前さんらが来てから、妻の様子も驚くほど明るくなった…それこそ、光が訪れたかのようにな」
ウェイバー「…」
グレン「正直、お前さんらが何をしておるかはさっぱり分からん。ただ、ワシが言いたいのは…」
グレン「暗示とやらはもう要らん。ここはもうお前さんらの家じゃ、家族じゃ。だから、何時だってここに戻ってこい!ワシらは待っておるからな!」
ウェイバー「!」
予想外の答えだった。また暗示をかけようか、新しい寝床を探そうか、と覚悟していた僕を、おじいさんは迎え入れると言ってくれた。
本当の人の暖かさというものを、僕ははじめて知ったかもしれない。
ウェイバー「ありがとう…ありがとうおじいさん」
グレン「…うん、いってらっしゃいウェイバー」
ウェイバー「うん、行ってきます!」
ガッシュ「…話は終わったかの?」
ウェイバー「ガッシュ!お前な、大人しくしてろって…」
ガッシュ「ウヌ?おぬしなぜ泣いておる?」
ウェイバー「な、泣いてなんかない!ほら、行くぞガッシュ!」
ガッシュ「ヌオオ!ムリヤリ鞄に入れないでほしいのだー!」
マーサ「行くのね、いってらっしゃい」
グレン「ガッシュ、ウェイバーを頼んだぞ」
ガッシュ「いってきますなのだー!」
ウェイバー「…はは」
たまには、こういうのもありかな。
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