ウェイバー「なんだよこいつ…」ガッシュ「ウヌ?」
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147:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/18(月) 23:59:09.82 ID:8EBr6l7m0
ウェイバーの部屋
ウェイバー「よし、今すぐ話せ」
ガッシュ「うぬ!?おぬし、もう少し気遣いというものが…」
ウェイバー「そうも言ってられないだろ?さ、早く」
こういうときはいつもと同じ調子のほうがいいだろう。相手を心配させるよりか、こちらのほうがいくらか話しやすいはずだ。
ガッシュ「…ゼオンというのは、私にそっくりな兄の名前なのだ。魔界におった時は、厳しくも心優しき兄だったはず…なのだが」
ガッシュ「うぬう、やはり思い出せないのだ。どうやらここに来てから少しずつ、私の記憶も甦って来るだろうと思っておったが…すまぬ、役に立てそうもないのう」
ウェイバー「そうか…でも、お前の双子の兄がこの戦争に参加してるってことは間違いないわけだ」
ガッシュ「うぬ…あり得ぬがそうなのであろう」
ウェイバー(あのアサシンが言うには、そのゼオンってやつが何体ものアサシンを倒していったらしいけど…情報が少なすぎるしなぁ)
ウェイバー「兎に角、お前には悪いけど、今はキャスター討伐のほうが優先だ。他に比べて僕たちは、少しでも勝つ可能性を上げないとな」
ガッシュ「分かっておる。だが…もし私がゼオンと戦うことになれば…」
ウェイバー「ま、その時はその時だ。考えても仕方ないだろ?」
ガッシュ「ウヌ…」
ウェイバー(気になったのはそれだけじゃない…地下道での証拠隠滅…あれは一体誰がやったんだ?まるで辺り一面を焼き払ったかのような手口…そして工房への未練のなさ。まさかキャスターはもう…)
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