125:名無しNIPPER[saga]
2017/12/17(日) 13:08:27.61 ID:NLt3tZ0V0
提督「海洋汚染で恐ろしいのは、知らず知らずのうちに汚染物質が体内にたまっていくことです」
提督「海上で戦う艦娘ならまだしも、海中に潜む艦娘ともなればその影響は無視できない」
提督「彼はなんとしてもそれを確かめたかった。しかし要らぬ心配は掛けたくない。だから」
伊58「ゴーヤたちの着ている水着を……」
提督「そう。保管したのです。汚染を調べるために」
提督「女性社会のこの軍隊で彼のやり方は反感を買うことは必至でしょう。なにしろ一見ただの変態行為にしか見えない」
提督「周りの艦娘たちは止めたはずです。もうちょっといいやり方があると。しかし周りの環境がどうであっても、周りが何をいってこようとも彼はやり遂げた」
提督「蓮は泥中より出でても決して泥には染まらない。そのあり方を私は、間違っているとはとても、思えないのですよ」
伊58「そんな……」
提督「そして、これを」スッ
伊58「……えっと、さっきの研究がまったく根拠のないデマだと否定されたぁ!?」
提督「そう。結果だけ見れば彼のしたことはただの変態のそれです。しかし私は一人の男として、一人の提督として、彼に尊敬の念を抱かずにはおられません」
提督「元帥は決して己の業績を誇ることはしません。しかしあなたにだけは知ってほしかった。誰にも知られずに艦娘を守ろうとした一人の愚か者がいるということを……」
伊58「テートク……」
提督(さっきから俺、元帥のフォローばっかしてんな)
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