5:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 04:07:23.69 ID:Df9nnO090
从 ゚∀从 お前美味そうなもん食ってんなぁ?
なんでこうなったんだろ
6:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 04:07:51.76 ID:Df9nnO090
かっとなった不良が俺に接近する。殴られるかと警戒し、とっさに顔をそむけた。しかし、どれだけ待ってもなにも起こらない。
片目を開けて不良の様子を見ると、片膝をついて呻いている。
7:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 04:08:36.10 ID:Df9nnO090
从 ゚∀从 兄者はいるかー!?
教室の引き戸を開けて、ハインが叫んだ。周りからの視線が一斉に俺へと集まる。
8:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 04:10:43.58 ID:Df9nnO090
从 ゚∀从 ほら、早く持ってきたもん出せよ
( ´_ゝ`) これで勘弁してください……
9:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 04:11:11.69 ID:Df9nnO090
从 ゚∀从 それよりほら、もうすっごい腹が減ってんだよ! 頼むぜ!
( ´_ゝ`) はいはい。ハインちゃんったら、せっかちなんだから
10:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 04:11:50.01 ID:Df9nnO090
不良こと高岡ハインに弁当を渡したあの日。彼女は男用のそれなりに量があるメニューを、ぺろりとたいらげてしまった。
从*゚∀从 すっげー美味い! 俺、こんな美味い飯食ったの初めてだわ!
11:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 04:12:24.38 ID:Df9nnO090
それから天狗になった俺はハインにおだてられるまま、彼女用の弁当を作ることを約束した。連絡先を交換し、弁当がいる時は前日にメールを送ってくる。そういう手はずとなった。
从 ゚∀从 これ、今日の弁当代な。今は持ち合わせがないから、足りなかったら後で言ってくれ。じゃあな!
12:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 04:12:56.53 ID:Df9nnO090
ハインとの昼食は週にニ、三回程度の頻度で続いた。時折メールで弁当の内容に希望を出されたりもする。その通りにすると、彼女はいっそう喜んだ。
从*゚∀从 うおっ、このシューマイ手作りじゃん! 兄者ってなんでも作れるのな
13:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 04:13:26.09 ID:Df9nnO090
从 ゚∀从 うちの両親さ、弁当作ってくれないんだよな
ある日。ハインは弁当を食べ終えると、珍しく感情を静かに語り始めた。
14:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 04:14:17.35 ID:Df9nnO090
从 ゚∀从 それで、だ。その日、俺は昼飯を買い忘れて、腹の減りを紛らわそうとふらついてた
从 ゚∀从 そこでお前と出会った。弁当を食った。すげー美味かった
15:名無しNIPPER[saga]
2017/12/07(木) 04:15:22.84 ID:Df9nnO090
从 ゚∀从 ともかくな、俺は感動したんだよ。兄者の弁当に! 弁当ってやっぱり良いもんだと思った!
24Res/12.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20