7:名無しNIPPER
2017/12/07(木) 01:35:28.06 ID:3CfM3Iny0
青葉「えっ?」
男「さっきも申されてましたよね、貴方はフェアリーズストーリーが好きで、キャラクターをデザインした八神さんに憧れてゲーム業界に入ったと? それで八神さんの元で働きながら色々な事を教わったと?」
青葉「はい…」
男「ですが、このままですと貴方は憧れの八神さんを超える事は出来なくなるんですよ?」
青葉「っ!?」
男「お分かり頂けましたか? 貴方は成長していますが、八神さんも成長し続けているんですよ…それは今の貴方以上に。そしてこれからもその先も貴方が成長する度に八神さんは更に更にと成長するはずです! 実力がある八神コウだからこそ…彼女の成長は当たり前。むしろ、それが八神コウと言えるべきでしょう!」
青葉「………」
男「そうなければ、彼女を超えるのは夢のまた夢になりますよ! もちろん、八神さんの元にずっといるという事は、貴方は常に憧れの人に負け続けてしまう…という意味にもなります!」
青葉「………」
男「今まで八神さんに憧れ、入社してからの一年の間に身近で八神さんの凄さを知ったのなら…今度は貴方がその八神コウという壁を乗り越える番です。貴方が八神コウ以上に凄い人になるのです!」
青葉「………」
男「それに我が社の長所として引き抜きは他者のある程度優秀な人材だけでなく、ダイヤの原石と見なした新人さんとかそんな人材もなんですよ! うちは基本、新人を育てる方に着目し、良い環境や条件の中で上手く成長していけば、後々磨けば光る正真正銘のダイヤという優秀な人材になっていけるだろうと考えての事なんです!」
男「ですから、入社一年の貴方でも…うちに来て仕事を重ねていけばきっと今以上に優秀となり、いずれは我が○○○の成長にも貢献して頂けると確信しているんです!! どうですか、涼風さん?」
青葉「私…言ったんです……」
男「えっ?」
青葉「私、フェアリーズストーリー3が完成した後、八神さんの過去を知って八神さんにこう言ったんです……『昔の八神さんがどんな人だったか私は知りません。でも…少なくとも…少なくとも今の八神さんは私の尊敬できる上司です!だから八神さんがアートディレクターになっても私は付いて行きますから!』と!!」
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