ムーディ勝山に受け流されたものたちが暮らしている街
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76:名無しNIPPER[saga]
2017/12/13(水) 21:55:36.87 ID:heOFNSiD0

 ***

 その男は舞台袖で、緊張した面持ちで
 出番を待っている。

 私はその背中を、ポンと軽く叩く。

 大丈夫だ、行ってこい。

 彼は頷き、背筋を伸ばして、
 真っすぐに舞台中央を目指して歩き始める。

 スポットライトが男を照らす。

 広い舞台の上でただ一人立つ彼の、
 右手にあるマイクは小さく震えている。

 少し息を吸い、深く吐く。

 震えが収まる。

 まばらな観客席を見つめる。

 それから彼は、凛とした声でこう言い放つ。



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