ムーディ勝山に受け流されたものたちが暮らしている街
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49:名無しNIPPER[saga]
2017/12/10(日) 19:36:55.78 ID:3JQikEq20
「ウケを取るためだけに、
 私は他人を斬って、斬って、斬り続けた。
 その後に残されたのは、血まみれの両手と、
 私もいつか他人に斬られるだろうという恐怖だけだった」

「重たい話を聞いておいて悪いのですが、
 なんで急に武士的な話になったのです?」

「その恐怖に耐えられなくなった私は、自ら刀を置きました」

「ギターの話ですよね?」

「他人を斬るためには、自分が斬られる覚悟も必要だ。
 私はその、ギター侍たる条件を満たせなくなったのです」

「ギター侍なんて珍妙な生き物は存在しないと思いますよ」


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