32:8e ◆XksB4AwhxU[saga]
2017/12/06(水) 13:52:40.08 ID:k+AqD9nf0
-YOUR CHOICE IS MADE-
苗木 「……青だ」
その言葉に、モノクマはゆっくりと尻をどける。
果たしてその下には。
モノクマ「……」
つまみ上げられたのは、青の面を向けたコインだった。
左右田 「いっ…よ、っしゃああ!!すっげえ、すっげえなオメー!!」
不二咲 「え……ほんとに?」
田中 「やるではないか、運命星よ…やはり、貴様には銀河の意思が力を貸していたか…」フッ
大和田 「当たったからいいけどよォ…もし外れてたらどうする気だったんだテメーら!」
不二咲 「でもぉ…うん、当たってよかった。すごいね、苗木君」
苗木 「まあ、二分の一だからね」
大和田 「…オメーがいいならいいけどよ…」
少し不満げな大和田クン。
そして、壇上のモノクマが立ち上がる。
モノクマ「……しょうがないなぁ。約束は約束だからね」
モノクマ「でも、その前に…キミたちにはちょっとだけ、眠ってもらうよ」プシューッ
苗木 「!?」グラッ
通気口から、煙が出てきた。
足元がぐらつく…立っていられない…
モノクマ「次に目が覚めた時は、キミたちは何も覚えてない。何もなかったんだ。
そういうことになるんだよ」
モノクマ「こんな投げっぱなしのエンディングは不本意だけど……」
それもまた、絶望的だよね?
その言葉を最後に、ボクの意識は沈んでいく。
苗木 「わ、分かったぞ……」
苗木 「お前……お前の正体は……」バタッ
53Res/28.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20