【このすば】カズマ「おかしい、色々とおかしい!」
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6:横っ腹にゴッドブロー[sage]
2017/12/04(月) 19:05:18.71 ID:bBL9wKKR0
ある晴れた日のこと。
俺とめぐみんが爆裂散歩から帰ってくると、屋敷の中からなにやら騒がしい声が聞こえてきた。
「ただまー。おいどうした、屋敷の外にまで声が聞こえてたぞ、一体なにをしでかしたんだお前ら」
俺がダクネスに向かってそう問うと、ダクネスはものすごく焦った表情で、
「あぁっ、カズマどうしよう!アクアが、アクアがやらかした!頼む、私のことはどうしてもいいからアクアを殺さないでくれ!」
「ちょっ、ダクネス!流石に折檻の上にスティールかけられるくらいは覚悟してるけど、流石にそれは......し、しないわよねカズマさん......」
俺が殺意を抱くとしたら、それはサキュバスのお姉さん達を浄化された時だと思う。
「いや、何があった。ていうかまたお前か!毎度毎度俺が目を離した隙にどうやったらそんなに厄介ごとを持ってこれるんだ、貧乏神かお前は!キングボンビーなのか!?」
「わあああああーっ、カズマが貧乏神って言った!私女神様なのに!清く美しく、慈愛溢れる水の女神様なのに!」
「アクアがおかしいのはいつものことですが、一体どうしたというのですか。ダクネスの顔色がとても悪いようですが...」
めぐみんが呆れたようにそう言うと、ダクネスは俺たちが帰って来ていたことにようやく気づいたようで、
「......カズマ、大変なことになった。いや、今回に関してはアクアが原因でも、ウィズが少し関わっているというか...」
ウィズ。
あの優しいおねーさんがアクアに唆されてやらかしたと。
まぁウィズには色々借りもあるし、ちょっとやそっとのことで怒り狂ったりはしないが...。
「その、だな。どうやらお前名義で投資をやってしまい......『1円でも増えた時点で売りさばけば、その分まるまる私のものって寸法よ!』とかなんとか言って、お前の貯蓄全てを投資したらしくて......」
おい。
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