321: ◆NM5lmFgdqEm4[saga]
2017/12/09(土) 18:05:20.02 ID:d7yo7UHpO
大東「……ナニコレ!?」
……それは、巨大なロボットだった。何だ、これ…………夢じゃないよな?
モノクマ「オマエラ……これに勝てる?」
……誰も答えない。
大東(クソッ、俺が何とか……いや、さすがに無理か……!)
モノクマ「うぷぷ……これで分かったよね? ボクは本気だよ」
モノクマ「本気でオマエラにコロシアイをしてほしいんだ」
モノクマ「あ、忘れてた。そんなオマエラにクリスマスプレゼントだよ!」
そう言うと、モノクマは俺達一人ひとりに変な機械を配っていく。
大東「これは……?」
モノクマ「それは電子生徒手帳! 参加者名簿や校則、マップなどなど……色んな機能が満載の生徒手帳だよ!」
モノクマ「耐久性にも優れ、何と防水機能付き! 安心してね、無料だよ!」
モノクマ「校則はしっかりとチェックしてね。間違って『おしおき』なんてされたくないでしょ?」
モノクマ「んじゃ、ボクはこの辺で……」
大東「ま、待てよ!」
モノクマ「ん?」
大東「お前、何なんだよ! 何でこんな事するんだよ!?」
モノクマ「…………そんなの、決まってるじゃん」
モノクマ「絶望で、オマエラの希望を潰すためだよ」
モノクマ「じゃ、そゆことでー!」ピョーン
大東「…………」
……体育館は、沈黙に包まれていた。
何が何だか分からない。これからどうすればいいのかも…………
ただ……重苦しい気分が、俺にのしかかっている事だけが分かった。
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