黒井「今日から私が765プロのプロデューサーだ!」
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10: ◆6l0Hq6/z.w
2017/12/04(月) 09:04:31.05 ID:+tRRdGcwO

伊織 「どうだった?プロデューサーは?」

春香「厳しいのか優しいのか定まっていない感じかな」

伊織「???」

伊織「まあいいわ、話を聞けばわかるだろうし」

ガチャ

伊織「ねぇさっきのことなんだけど…

黒井「ほう、ドアを開ける時にノックせず挨拶もしないとは、流石『水瀬財閥』のじゃじゃ馬娘と言ったところか?」

伊織「あのねぇ!今それは関係ないじゃない!」

黒井「『今』?それではいつかは頼るのかい?水瀬財閥に?」

伊織「違う!そうじゃなくて…

黒井「君は家族の方々に認めてもらいたくてアイドルを目指したようだが」

黒井「本当に頼らずにいられるのか?」

黒井「有らぬ疑いをゴシップに書かれても他会社の圧力で仕事がドタキャンになったとしても」

黒井「君の友達が困った時にもだ」

伊織 「……」

黒井「君はこの事務所で一番努力を認められない人間になる」

黒井「全て水瀬財閥のおかげ、テレビに出れるのも売れたのも全て水瀬財閥のおかげ!はたまた765プロが売れようともそれは水瀬財閥のバックがあったからと…

伊織 「やめてよ!」机バン!

伊織 「なにそれ!なんなのよそれ…努力が認められない…?」

黒井「(伊織ちゃん、この世界は甘くない…これくらいで挫けるようならここで…)」

伊織「だったらそんな所を見てもらわないで結構!上等じゃない!伊織ちゃんの可愛さでそんな有象無象蹴散らしてくれるわ!」

伊織「水瀬財閥?くだらない!『伊織ちゃんランド』でも作って水瀬財閥なんて潰してやるわ!」

黒井「(君の家なんだけど…)」

伊織「私は例え血反吐を吐こうが仲間を踏み台にしようが頂点を獲る!」

伊織「アンタ!私にこれだけ言わしたんだから責任持ってビシバシ仕事持ってきなさいよ!全て完璧な伊織ちゃんがこなしてあげるから!」

伊織 「それじゃあ次の娘呼んでくるわね」ドアガチャ

黒井「(水瀬伊織…意欲は充分過ぎる程あるな、しかし…)」

黒井「仲間を踏み台云々の部分は口に出すのを躊躇っていたな、本人にその気はさらさらないのだろうが」





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