【モバマス】 城ヶ崎美嘉「ステーキ宮には人生がある」
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44:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/03(日) 00:21:27.67 ID:gs6/NimBO


美嘉「……!?」


P「もちろん、一本の道を極めてる奴はほんとに凄い」


美嘉「……?」


P「俺な、プロを目指してた時期があったんだ」


美嘉「……プロ?」


P「まあ、こんなこと恥ずかしくてお前くらいにしか言えないが……。とある競技のプロフェッショナルになりたかった」


P「自分で言うのもなんだが、部活の中ではうまい方で、地域でもそれなりに名前が知られてた」


P「――それで天狗になっちまったんだな」


美嘉「……!!」


P「ステージが上がれば上がるほど、地域で有名な奴なんて一般レベルになる。それどころか、全国で有名な奴が争って、それで勝った少数だけがようやくプロになれるんだ……。俺はまさに『井の中の蛙』ってやつだった。俺みたいな奴が『プロになりたい』なんて軽々しく口にしていい世界じゃなかったんだ」


P「そんなろくでなしが壁にぶち当たったらどうなるか――燃え尽きた」


P「燃え尽きて、そしてホントにクズみたいな時間を長く過ごしたよ」


P「俺はプロになれたかもしれない、俺はあの時輝いていた――」


P「そんな言葉を言い訳にして、必死に言い聞かせていたクズだ」


美嘉「プロデューサー……」


P「――だから他の人間には、大切な人間には同じような思いを味わって欲しくない」






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