【モバマスSS・喜多見柚】《エンジョイ!》
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4: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2017/12/02(土) 01:18:42.70 ID:hv2zMcBs0
声をかけてきたのはスーツの男だった。 
 
柚は一瞬怯んだ。 
 
アヤシそうな人だと訝った。 
 
「な、何か用でしょーか?」 
 
眉をひそめて柚は聞いた。 
 
男はそういった反応を気にも留めなかった。男は警戒されることに慣れていた。 
 
「俺。いまそこやってるドラマの撮影の関係者なんだけどね。エキストラの役で出演してみない?  人手が足りないんだ」 
 
「通行人の役ってこと?」 
 
「うん」


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