6: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2017/12/01(金) 13:27:21.91 ID:6lGqWFow0
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音楽室
真姫「〜〜♪」
カラカラ
真姫「にこちゃん?」
にこ「ちょーっと失礼するわよ」
真姫「?」カミノケクルクル
にこ「ねぇ、聞いてよ真姫ちゃ〜ん。モテモテにこにーがひとたび歩くと、あっちできゃーきゃー、そっちでもわーわーの大騒ぎでね〜。もう心休まる暇もなくってぇ〜。一瞬でみんなをメロメロの虜にしちゃう大銀河宇宙No.1アイドルの辛い所ねー。そんなんで、ちょっと疲れからここで休ませてもらおうと思ったの」
真姫「そう」
にこ「この調子じゃ明日からタクシー通学しなきゃダメかな〜〜」
真姫「いいんじゃない」
にこ「そうだね〜」
真姫「・・・・・・・」
にこ「・・・・・・・」
真姫「・・・・・・・」
にこ「・・・・・ねえ」
真姫「何?」
にこ「その・・・真姫ちゃんはなんともないの? この超絶美少女にこにー様を目の前にして落ち着かなくなったりとか、ラブレターを渡したくなっちゃったりとか、デートに誘いたくなったりとか。遠慮しなくてもいいのよ?」
真姫「今朝もそんなこと言ってたわね。別になんもないわよ」
にこ「本当に? ほんと〜に無いの? ちょっとくらいあるでしょ! 今日のにこちゃんはいつもと違うなーとか! にこの傍にいて何か思った事ないっ?」ズイッ
真姫「思った事って言われても・・・」
にこ「ん〜?」
真姫「ま、まあ・・・その・・・」
にこ「その?」ズズイッ ワクワク
真姫「しいて言うなら・・・」
にこ「しいて言うなら?」
真姫「今朝会った時、髪ちょっと短くしたんだ、とは思ったけど」
にこ「へっ? 髪?」
真姫「うん」
にこ「最近はまだ髪切ってないけど」
真姫「ふーん」
にこ「ふーん、て・・・。えっ? それだけ?」
真姫「そうだけど。って言うか、そっちこそなんなのよさっきから。鬱陶しいわよ」
にこ「なっ?! ウルトラセクシーダイナマイトにこにこプリティ大統領がせっかく声を掛けてあげたってのに鬱陶しいとは何よ!」
真姫「にこちゃんが鬱陶しいから鬱陶しいって言ってるの」
にこ「かっちーん! せっかく真姫ちゃんをにこにーハーレムに加えてあげようかと思ってたけど、やーめた!」
真姫「なにそれ意味分かんない。そんなのこっちからお断りだわ」
にこ「んっもう! 別にいいよっ、これからみんなでカラオケ行く約束あるからにこは行くけど、真姫ちゃんなんて知らないから! じゃあね」タッタッタッ
真姫「・・・・・・」
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